理屈でわかるパリジェンヌのファッションセンス シンプルなのに何故おしゃれ?②具体的なアイテム選び

前回の続きでーす。

理屈でわかるパリジェンヌのファッションセンス シンプルなのに何故おしゃれ?①小物や色使いの秘密

①では、パリジェンヌがファッションにおいて大事にしてる

  • 自分の色
  • 自分の定番
  • シンプル
  • クラシック

これらの出どころは、決してポジティブな面からだけじゃないよって話でした。

それを踏まえた上で具体的なアイテム選び。

コートはこんな形と色が選ばれてるよーとか、バッグと靴、アクセントの重要性なんかを解剖していきたいと思います。

それと、海外の女性を褒めるときに使われるシックとセクシーの意味は押さえておいて損はないかなー。

めんどくさいね。でも意外と大事なキーワードなのよね。

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シックとセクシーって褒め言葉なの?胸を出さなくてもセクシーなパリジェンヌ

海外で「カワイイね(cute)」は 主に子供に対する褒め言葉です。

もしくは雑貨や服など物に対して。

ショッピングに行って「このワンピースかわいい〜」ってのは万国共通みたいですね。

個人的には、女ってだけで通じるような「かわいー♡」って感覚ダイスキ。

あとは、ちょっと冗談めかして言うとき。

「彼ってすっごくキュートなの♡」ってセリフ、海外ドラマ見てる人なら誰もが一度は聞いているはずです。

3つの例を挙げましたが、このノリは大人の女性に対して向かないんですね。

「カワイイ」の代替えとして「セクシー」が使われてると思ってもらえたら。

これは単に言語の違いなので、日本でも大人の女性に対してはカワイイよりセクシーと褒めるべき!とは1ミリも思いませんけど。捉え方としてね。

なんでセクシーの話をしたかっていうと、パリジェンヌはそこに「シック」を加えるんです。

この2つの違いをなんとなく知っておくと、パリジェンヌ的なアイテム選びがしやすくなると思うんですよねー。

たぶんパリジェンヌも明確に言語化せずに感覚で使ってる言葉なので

うまく言えるかわからないんですが…

パリジェンヌがいうセクシーは

  • 大人の女として出すべきところは出してる
  • 女の雰囲気を忘れてない・意識してる

ってかんじかな。

出すべきところって、なにも谷間ドーン!じゃないですよ。

パリの露出って、他の国を見てもかなり日本と似てます。

もちろん、夏はキャミソール一枚で外に出てる人がたくさんなので、外に出てる皮膚の面積はパリジェンヌの方が多いけど

  1. 手首
  2. デコルテ
  3. 足首
  4. 浅いバレエシューズを履いたときにチラッと見える指の付け根

女だからふっくらしてるところ、もしくは女だからキュッと細くなってる部分。

「見て見て!これGカップなのよ!谷間谷間!」って敢えてやらないところにセクシーを感じる、みたいな認識がちゃんとある国なので

私たちとしても真似しやすいセクシー。

じゃあ「シック」とは。

  • 大人の女だから似合うシンプル
  • 大人の女だから控えめに着飾ってること
  • (それらが総じて、センスよくまとまってること)

フランスといえば個人主義的な価値観にあふれた自立の国だからか、大人と子供の線引きをかなり意識的に引いてる気がします。

子供が入れるレストランも少ないしね。

子供って、新しくて可愛くて飾り気のあるものの方を好みますよね。

小学一年生になったときは、何から何まで新品を買い揃えて準備するし、ペンケースもキャラ物やハート柄とかでしょう。

(家庭によるのかな、とりあえず多くの人は)、

それが子供の価値観なんだとしたら、大人はそれを引きずってたらダメよね!って

意識してシフトしてるようなところはあると思う。

そのアクセサリーカワイイねって褒めて、最近買ったの〜って返ってくるのが日本。

おばあちゃんに貰ったものなのよ!って返ってくるのがフランス。

ホントにおばあちゃんのものかは知らないけど、とにかく昨日今日持っているようなモンではないのだ、おニューじゃないんだぞ、って言いたいのね。

アンティークの国でもあるから、古いものを大事にしてこそ(センスよく扱えてこそ)センスよき大人!なんて風潮もあります。

足して足して飾り立てるのは子供のすること、大人になったら自立するのが当たり前なんだから幼女みたいなファッションはしない。

アクセントとして使うリボンのついたヘアゴムとか、ブラウンやベージュでも流行らないのはそういうことなんでしょうね。

ただし、モテるパリジェンヌってのは多少気が強くても顔が普通以下であろうとも、自立した知的な女性です。

世界的に見ても日本は外見にかかるウェイトが重い国だし、こうしてモテブログ書いていても無視できないポイントなので

日本人として可愛らしさを全て捨ててシンプルに走るようなマネはしなくていいのかな、とも思ってます。

モテたいモテたくないの話は置いておいて、多くの人から優しくされる人生を歩みたいなら、風潮にある程度媚びるのは(寄せるのは)悪いことでもなんでもないでしょう。

まとめると

  1. 大人の女として出すべきところは出すセクシー
  2. 大人の女だから敢えて着飾らないシック

どっちかでいいので、コーディネートを組むときに意識してアクセント付けると

パリジェンヌ顔負けの仕上がりになります。

セクシーは休日、仕事ではシックと分けても簡単でラクですよ。

パリジェンヌのアイテム選び  バッグとクツはワンセット

具体的なアイテム選びの話に入りまーす。前置きの解説が長くてウザいのは悪いクセです。

まず、トップスやパンツをどうこうよりも意識してほしいのは、バッグとクツはワンセット

理由は2つあって

色をいっぱい使っちゃうと、あくまで雑誌的なオシャレになっちゃうんだよね。

例えばこの本。

秋冬がテーマの本なんだけど、オシャレ下手な人でも真似すれば確実に一目置かれるファッションができるような本。

上から下まで全部の服にブランドや出どころが書いてあるし、帽子やネックレス、重ね着や小物もたーくさん使って作り上げてる。

めちゃめちゃオシャレだし、むしろこんなに物を使って足して足してなコーディネートなのにまとまってるのがすごい。

出典:暖かいのにおしゃれになれる 山本あきこ

プロの仕事だねえ。

全部似たようなのを真似して買って、コーディネートを3個くらい作ればどこでも自信持って行けちゃうね。

ただし、パリジェンヌに限らず、色んなコーデの作り方を何となく知りたい方にはオススメ。私もファッション下手だったとき、だいぶ参考にしました。

でも、この記事読んでくれてる人たちが求めてるのって、そうじゃないよね?

パリジェンヌって、シンプルなのに粋で、オシャレ感も捨ててないけどセンスよくてまとまりがあるような…

そういう、THE・パリジェンヌのファッションをやりたい人たちにとって、ゴチャゴチャ感は対極にあるよね。

アイテムを足して頑張って作る「あの人、オシャレ〜」って評価が欲しいんじゃないよね。

使ってるものは無地だし、全体を通して見たらシンプルなのに

「雰囲気に合ってる」「似合ってる」「それでいてセンスがいい」って評されるような、大人の女性らしさが控えめにキラッと光るファッションなはず。

そういうときは、使う色を最低限に抑えないといけないんだ。

主に2色。

濃淡をつけるときだけ、3色。

キャメル〜ブラウンみたいに「茶色」っていっても幅があるような色なら

  • トップスは赤みがかったブラウン
  • スカートは暗めのキャメル
  • パンプスはサンドカラーっぽいキャメル

って変えていっても1色としておく。

グラデーションにしなくても、全体にまとまりがつけばOK。

フランス語で「ton sur ton」(色の濃淡)は普段からよく使われる言葉で、パリジェンヌも濃淡をつけたコーディネートをよくしてます。

ここに違う色を入れないとつまらないファッションになっちゃうから、多くの人はカバンとクツまで茶色にしないよね。

でも、クツが黒でバッグは白にすると途端に無秩序なコーディネートになってしまって、せっかくの濃淡が意味なくなっちゃう。

だから、クツとバッグは同じ色。セットで揃えておく。

もう1つの理由は、先端さえ色を揃えておけばなんとなくまとまりがつくから。

バッグは体から1つ飛び出てる部分だし、クツは1番下にくるよね。

外側をまとめておくと、なんとなーく全体像にセンスが効くよ。

…となると、アクセントとして使うバッグ&クツセットを1〜2つ。

コーディネートの延長として(アクセントカラーはストール等で他に用意して)使うバッグ&クツセットが2つは要るよね。

アウターからスカートまでを色幅多くすればするだけ必要になっちゃうから、ここで前回開設した「自分色」が生きてきます。

パリジェンヌもお金がないし、直接肌につける服はあまり買い換えないから

ここはブランド好きな人は気張って買ってもいいポイントかもしれません。

私の場合は

私の足は甲高で幅も広いし、サイズも大きめなので合うブランドは1つしか見つけたことがなく… 高くても一足6000円くらい。

バッグは、なるべく荷物が入るショルダーかトートバッグ。

パリジェンヌっぽいクラシックな感じを意識して、シンプルな皮のバッグを買いました。

あまりハイブランドには興味がないので、安めのクツで浮いたお金をバッグに回す感じ。

個性はバッグ、もしくは小物に出すしかないから

なるべく考えて!

普段多く着る色から逆算しないとなんないね。

私は茶色の濃淡コーデか、ネイビーでまとめてアクセントをつけるコーデが多いです。

ネイビーのアクセントはストールやアクセサリー1つでつけるから、黒とグレーのセットは必須かな。

たぶん、パリジェンヌも必死に考えて絞り出してアイテム揃えてるんだろうなー。

頑張ってます!って雰囲気を滲ませるのはダサいと思ってるんだろうし、抜け感やラフなイメージも計算で作ってると思う。

でも、アイテムを足して足して頑張ってラフな感じ出しても、だいたいバレるよね。

ここはパリジェンヌファッションの要なのかもしれません。

個人的な話になっちゃうけど、ちょっと清楚に頭良く見せたいときは茶系とネイビーがラク。

男ウケはするけど真っ白は狙いすぎに感じるし、色合わせが難しい。

原色だとアクセントがつきすぎるし、薄い色だとふわっとしたイメージにしかならなくて。

顔が濃いので、薄めのふわふわイメージ苦手な私としては茶と紺がテッパン。

  • 行動範囲(仕事・デート・行き先・子育ての有無)
  • 顔やキャラクターの雰囲気
  • どんなイメージに見られたいか
  • パーソナルカラー
  • アクセントにするための好きな色
  • お金の余裕

だいたいでいいので書き出してみると、2〜3つの「自分色」に絞れると思います。

次のアイテムからは自分色を軸にしてアイテム選びをするので、一旦切ります。

つづく!

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