彼のタイプは、自分とは全然違う女性像だった。
これで脈なしだ!遠回しに断ってるんだ!って終わらせるのは、ちょっと早いよ。
というのも、ピッタリ理想のタイプの女性と付き合ってる男性のほうが少ないんだし
「こういう女性が好き」って話は、今好きなアイドルとか、なんとなく可愛いと思ってる女優が変わればコロコロ変わったりするから。
それよりも、1番重要なのは「こういう人がタイプ」って意味は2種類あって
そこから、脈があるかどうかを測れるよってことなんだよね。
なので「逆に、イヤな思いをしたことがあるの?」って質問を皮切りに
- 遠回しに断ってるのか、思いつきを答えてるだけなのか
- 過去のイヤな思い出に裏付けられた「タイプ」なのか、ただの理想像なのか
これをうまいこと聞くコツを使えば、その後の展開はじゅうぶん変えられるかもしれないよ。
「彼のタイプじゃない」かもしれないけど、付き合えるかどうかとは無関係だよ
まず、人の好みってコロコロ変わるってことを念頭においてね。
ショートヘアの子が好き!とか言いつつ、元カノ全員ロングヘアとかね。
年下が好みかな!とか言いつつ、結婚するとなると価値観や経済状況の合う同年代を選びがちだとか
タイプどうこうとは関係なく、パートナーとしての利点をもとに選ばれる部分も山ほどあるよ。
だから、だいたいの場合は「ふーん、今はショートヘアの子がかわいいって思う気分なんだね」って流しておけばいいんだよ。
「1年後はなんて言ってんのかわかったもんじゃないな(笑)」くらい、ラフに受け止めておく。
その上で女性が知りたいのって「タイプじゃなくても付き合えるか、脈があるのかないのか」だと思うんだけど
彼にたいして、それってどういう意味で言ってるの?ってニュアンスの質問をうまく投げかけられる準備はしておくといいんじゃないかなー。
つまり「そのタイプって固定なの?それとも、ふわふわしたやつ?」ってことを、遠回しに掴めるような質問があるよってことです。
「どういう人がタイプなのー?」って話をしたときに
「逆に、それでイヤな思いをしたことがあるの?」って聞いてみるのがオススメ。
具体的には
- 彼「仕事とか忙しいときでも、応援してくれる子がタイプ」
- 「逆に、忙しいときに会いたい会いたいって言ってくるような子と付き合ったことあるの?笑」
- 彼「束縛しなくて、お互い自由にいられる子がタイプ」
- 「逆に、過去に束縛されてイヤな思いをしたことがあるかんじ?」
ちょっと突っ込んだ恋愛の話にもっていく。
いや、そういうわけじゃないんだけど、応援してくれる子って良くない?みたいな
ふわっとした理想像ですけど、みたいな回答だったら、特に気にしなくていいんじゃないかな。
あえてあなたとは違うタイプを言って牽制してるわけじゃないんだろうし、脈なしってほど思い詰めなくてもいいと思う。
良くも悪くも、憧れや人から聞いた「いい女像」を言ってるだけのことも多いし。
いやー、実は過去にこういう人と付き合ってて、めんどくさかったんだよねーって話になったら
今後の展開をうまくいかせるヒントが豊富だろうから、しっかり聞いておく。
たとえば、これくらいの情報は取れるよ。
忙しいときは連絡が滞りがちになる人だから、あえて自分から連絡を切るくらいでちょうど良さそう
急に連絡が途絶えても、たぶん忙しいだけなんだろうな。不安になる必要はない
デートに誘うときは、仕事もプライベートも余裕があるときのほうがOKしてくれるタイプ
営業職だから、この時期なら閑散期だろうな
焦って追撃LINEして撃沈!っていう地雷避けもできるし
誘われたら行きやすいタイミングとか、彼にとってちょうどいい連絡の頻度も測りやすいよ。
これだけ上手くいかせるヒントがわかったら、少しずつ仲良くなって、転機がくるまでキープしておくこともできるだろうし。
彼のタイプじゃない女性とは違うよってアピールとできる。脈ありに変えるコツ
それに、こういうイヤな思い出があるんだよねーって話をしてもらえれば
- あー、それはわかるわー。仕事は仕事で大事だもんね
- 忙しいときに会いたいって言われてもね(笑)
- 私だったらそれはしないなー
こういう、私だったらめんどくさい付き合いにはならないですよーって側面を見せることもできる。
3番目の言い方はすこし仲良くなってないとダメだけど、上の2つは雑談レベルでも放り込めるよ。
恋愛に関して「アレはないよね(笑)」みたいな、ちょっと陰口を含んだ困り事が共有できたら
かなり距離感を縮められる。
悪どい手口に見えるかもしれないけど。
ほら、相談女に彼氏取られた!みたいな話って、そういうやり口も多いんじゃないかな。
自分の相談をしてる体で彼に近づいて
「いつも私ばっかり話しちゃってすみませんー、彼女さんとはどうですか?悩みとかないんですかー?」
「いや実は、最近◯◯の喧嘩が多くてさー」
「あー、わかります、そういうのって困りますよねー。私だったらしないなー。」
すっごい想像つくでしょ!読んでるだけでムカつくね。
自分の相談とすり替えた挙句に共感を誘うってのがコツなんだけど、それくらい効くよ。
なんだろう、脈なしかどうかを気にしてるってことは、現時点ではあなたのほうが彼を追いかけてるんだよね。
もし、彼があなたを追いかけるって構造だったら、この悪どい手口は使わないほうがいいのかもしれない。
でも、あなたからアピールする以上は、正攻法だけじゃなくて裏口も探る必要があるよ。
そこで、ちょっとした陰口を共有することで
カッコ良くないところを出しても大丈夫だよ、既に本音を言い合える関係だもんね
を薄めたような、他人から前進!みたいな空気感が得られたりする。
だから、自分が彼のタイプじゃなかったときは「逆に、それでイヤな思いしたことあるの?」って質問で
脈なしの牽制ではないことを確認しつつ
彼の「これはイヤ」の理解と、ちょっと毒のある共有をしておくと、今後の展開はじゅうぶんひっくり返せるよ。
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