骨格ストレートのボトム選びは全体のシルエットを整える(Iラインを崩さない)ためにも重要なんだけど
今回は、骨ストさんに1番似合うのはレースのタイトスカートだってことを断言させてほしい!
「ただのタイトじゃダメなの?」
という声も聞こえてきそうだけど、以下でレースの膝丈タイトスカートを推している理由を熱く語らせていただきたい。
なんで「レース」のタイトスカートが骨格ストレート向きなのか
まずは、なんでレース素材・膝丈・タイトなんだい?ってところ。
「ハリがあって高見えする素材のほうが似合うよ〜」というのは、骨スト向けの情報としてよく聞くはなし。
ハリのある素材が似合う理由はこの辺↓
- 骨格ストレートの肌のハリを良いほうに強調したいから
- 体の肉感をひろう柔らかい素材だと、より厚みが増して見えるから
- 体につかずはなれずの1番着痩せするシルエットは、綿やウール含む天然繊維が得意とするため
だいたい聞いたことあるなーって人も多いと思うんだけども
骨ストさんの肌はパンッとハリが良くて若々しいんだよね。
それにテロテロの素材を重ねると、やけに筋肉質に見えて悪目立ちしがち。
個人的には、ウェーブならではの女性らしさと同じくらい
ストレートの女性らしさが好きなの。
なので、肌のハリの良さを「若々しくて引き締まった肌」みたいにポジティブに出していきたいから
天然繊維が持つハリ感(服の硬さ)を選びたいところ。
Tシャツやブラウスは綿100%は、割と選べるよね。
でも、綿のスカートって少なくない?
冬はウールのスカートがいっぱいでるけど、春〜秋で選べるような綿100スカートはこんな感じのが多い。
布地をたーっぷり使って、ふわふわっと風で広がるようなボリュームあるスカートね。
シワになりやすいってのもあるし、何より骨格ストレートの良さが表に出ないよ。
- コーディネート全体でIラインを保つと、独特の女性らしさが引き出される
- 腰まわりがだぶつかない作り
- 肉感を拾いすぎない、少し厚手でしっかりした素材
- ミモレ〜ロング丈だと後ろ姿が大きくなりがち。膝丈でスッキリまとめると◯
これを全部クリアしたうえで、天然繊維のメリット「体につかずはなれず、メリハリは見せて着痩せするシルエット作り」を叶えるスカートはないものかと思って。
そこで、マーメイドスカートやらロングのタイト、デニムのタイトなんかを試して試して
これは!と思えたのが、唯一レースの膝丈タイトスカートだったわけです。
で、レースが必要な理由について。
レーススカートは絶対に裏地がついてるもんだよね。(透け透けになるから当たり前なんだけどね)
その裏地は、だいたい骨ストの肉感を拾いすぎず体にフィットする厚さ&硬さがあるの。
なんでかっていうと、ちょっとでも伸縮性がある裏地を使ってしまうと
足をガバッと開いたり、段差を越えるときにレースがビリッと破けちゃうから!
「リブ編みの素材が苦手〜」って人が多いのと同時に
化学繊維独特の、引っ張ったらミョーーーーンって伸ばしまくれる素材がダメな人もいるんじゃないかなー。
だから、中の裏地が厚くて硬め、伸びない素材のレースタイトは
お尻や腰回りの肉感を拾いすぎないで、かつメリハリのあるラインだけうまいこと見せるのに特化してる。
さらに言えば、あまりにピタッとしてるタイトはカジュアルな服に合わないし、ちょっと恥ずかしいって人もいると思うのね。
そこで、上にレースが被さってることによって、全体ではIラインを保ちつつも
腰〜お尻本体のシルエットをぼかせるのが、1番の推してるポイント。
それに、私は腰まわりに肉がつきやすいんだけど
この前ネットで安く買ったノーブランドのレースタイトは裏地が薄めで、ちょっと肉感の凹凸を拾うかなーって感じだった。
でも、そもそもレースが凹凸のある硬い素材だから、外から見たら全然わかんないんだよね。
二重の着痩せ効果があるなと。
骨格ストレートのスカート選びは丈選び。後ろ姿のシルエットを意識!
次に、なんで膝丈がいいかって話です。
タイトなロングスカートなら、Iラインを保てるし良さそうじゃない?って思われがちなんだけど
簡単に比較画像を作ってみたよ。
左が膝丈のタイトスカート。右がロング丈のタイトスカート。
体の大きさが、どうしても右のほうがボリュームあるように感じる。
骨ストさんは体のメリハリがあるぶん、体全体を服で覆うと「Iラインじゃなくて長方形」に見えてしまうことがあって…。
これは、服を着て前から見ると「そうでもないんじゃない?」思うかも。
私の場合、前よりも後ろ姿のシルエットが思いっきり冷蔵庫だった。
後ろ姿は、バストとかの凹凸がないぶん、シルエットが肩から始まるので(涙
身長は人それぞれだけど、166cmで10cmヒールを履いて歩く私は冷蔵庫だった。
こちらが、私の後ろ姿をひどい有様にしたレースでタイトのロングスカート。
なんとなく裾広がってるように見えるけど、履いたらしっかりタイトだよ。
腰幅で上のほうが広がるからね。相対的にタイトになる。
2回着て手放した。成仏せよ。
みなさん一緒に唱えてください。南無阿弥陀…
そういう意味では、デニム生地は骨ストさんの中でも賛否ありそうだね。
というのも、めちゃくちゃ厚手で硬いから、デニムのタイトスカートって台形が多い。
腰やお尻で広がって、膝までゆるやか〜にしぼむラインが作りにくい。
そもそも、カジュアルさが苦手なストレートタイプも少なくないし。
顔タイプがソフトエレガント〜エレガントだと特に、やっぱりレースのほうがグッと似合うよー。
スカート丈を自分に合わせる。肋骨の下で履いてスタイルアップ
どうだろうか、レースの膝丈タイト、ちょっとはいいかなーと思っていただけただろうか。
最後に小ワザとして、いちばん痩せてるように見せる丈の合わせかたがあります。
ほら、ストレートタイプはハイウエストスカートが似合いづらいって言うじゃない?
それって、骨スト独特の
- バスト
- 肋骨(!?)
- ウエスト
この3段階を踏んでるからなんだよね。
私は、骨ストの中でも突出して肋骨が出てるほう。上位ランカー。
シャーリング切り替えのワンピースなんか着た日には、「ん?Bカップの下に、なぜAAカップが…?と思ったら肋骨だった」ってことがあった。
シャーリングって、ボリュームがあるビヨビヨのストレッチ効いた切り替えの…
こんなワンピース↓
とってもウェーブ向きのワンピース。
たとえばウェーブさんだったら、バストの下からウエストにかけて
キュッとしまっていくので、ハイウエストでも体がキレイに見えるよね。
ストレートさんは、肋骨のせいでバスト下のボリュームがなかなか減らない。
だから、背が高くて、骨と骨のあいだに余裕がある人は
肋骨の出が終わったあたりから急激にくびれることになる。
そこで、ハイウエストスカートは買わないで、レースのタイトを肋骨の下まで上げて着ちゃう!
本来のウエスト、もしくは腰の位置よりもグッと位置をあげて着ることで
トップスをインしなくても、腰回りをスッキリ見せられるよ。
というのも、ウエストマークが太かったり、タックやシワが入ってるタイトスカートが多くてねー。
Iラインを保つっていうくらいだから
- ウエストマーク
- 太いベルト
- シワ
- 厚みを感じさせるタック
横線を入れてしまう装飾含め、できればないほうがシンプルにキレイ。
それに、タイトスカートの本来の始まりよりも
お尻のあたりの布から見せたほうが、つるんとしたシルエットになるしね。
普通に腰周りに合わせて着ると、どうしてもお尻でボリュームを出すための膨らみがあるわけだから。
細い腰→ボリュームお尻→細い足、よりも
腰〜お尻ボリューム→細い足、みたいに着たほうが
より体のラインをつるりと見せてくれる気がする。
ペンシルスカートだと、下のほうで狭くなるカットが足りないんだよね。
あくまでタイトスカートのシルエットを自分に合わせたいというか。そんな小ワザです。
肉感を拾わせないために、ストレッチが効いてないものを選ぶといいかな。
いまの流行りとして、どうしても骨格ナチュラル向きのダボっとしたシルエットが多いから
海外インポートだと種類が揃えられるんだけど、ディーホリックのボトムは骨格ストレート向きが多いよ。
韓国系の服って、トップスはウェーブとナチュラル向けが多いんだよね。
なんだけど、ディーホリックのボトムは結構使いまわしが効く。
骨スト向きのラインナップが多くて
- タイトスカート
- マーメイドスカート
- 裾が広がらないフレア(サーキュラースカート)
こういう、Iラインを邪魔しないうえに、ウエストやタックの装飾が少ないものはいっぱい見つかるよ。
トップスは買わないけど、スカートはよく買う。
伸縮性の有無も商品下のデータで出てるから、やや有り〜なしだったら考えてもいいんじゃないかなー。
もちろん、GUやユニクロにも売ってるしね。
どっちも履き比べてみたけども、たぶん骨格ストレート向けなのはGU。
ユニクロのほうがウエストのだぶつきというか、布の余りが気になったよ。
というわけで、ここぞってデートやお出かけには、骨ストにピッタリのレースタイトスカート!おすすめです!
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