彼氏と喧嘩したときに無視される、黙り込まれる。
もしくは、話し合いにならないとかね。
そういうときは「それ、野球の敬遠と同じだよ。ダサいよ」って言ってみると効果的。
たぶん、よく聞く対処法は
- 無視されると不安になることを伝える
- 彼が口を開くまで放っておく
- 黙り込むのは考え中だから。邪魔しない
こんなところだと思うんだけど、多くの場合、ちゃんと双方が納得しあった解決にはならないんだよね。
ちょっとした喧嘩ならそれでもいいけど、今後も繰り返しそうなテーマで喧嘩したときだったり
結婚や浮気、大事な話で「受け身の対象」をするのは後々不利になっちゃう。
アイメッセージ(主語を自分に変えて想いを伝える)方法をちょっと越えて、チクッと刺さないといけない場面もあるからね。
そういうときの対処法を1つ持っておくと便利だし、女性だけが我慢を強いられることのないように
うまく言葉で抗議するコツの話をします。
彼氏に無視されたときにアイメッセージは効かないよ
まず、ケンカのたびに黙り込みや無視をしてくる彼には、アイメッセージは効かないと思ったほうがいいかも。
というのも「黙る・無視」って男性的な心の閉ざし方だから、共感を煽ってもそこまで効果がないんだよね。
それに、不安だよってことを伝えても、難しいことに「不安」自体が女性の理論なので
黙られて辛いって前提をそもそも持ってない男性には、想像してるよりも響いてなかったりする。
うーん、フェアじゃないよねー。
黙られるときの不安感、焦りやいらだちは、女性なら誰でもわかるものなんだけど
なかなか伝わらないもんなんだね。まあ、急所を蹴られたときの痛みは分かってやれないのと似たような話なのかなー。
だからこそ、もっと的確に伝わる男の理論を借りて、痛いところをついたほうが早いよ。
それが野球の敬遠ね。
私もそんなに野球のルールに詳しいほうじゃないから、大体の説明なんだけども…
カンタンに説明すると、大きな失点をおさえるために、わざとランナー1人走らせるって作戦。
- 相手チームの大谷翔平がバッターボックスに立った!
- しかも、満塁だから大谷にホームラン打たれたら4点失うわ!
- でも打たれる確率高くない?負けちゃうじゃん
- じゃあ、わざと打てない球を投げまくって、とりあえず大谷を塁に出しちゃおう!
- そうすれば1点しか失わないし、美味しい作戦だよね
…こんな感じ。
つまり、相手が強いってわかってるからこそ、あえて正々堂々勝負しないことによって
負けるのを避けようってことだね。
一応はちゃんとした作戦なんだけど(故意四球っていう)、観客も相手チームもおもしろくないのよ。
スポーツマンとしてどうなのって考えもあるしね。
だから「せこい!ずるい!ださい!お前は男としてそんなことできるのか!」みたいな、キツいヤジが飛ぶの。
で、そういうヤジの意味を込めて
「応戦せずに黙り込んで、この喧嘩を優位に運ぼうとしてるのは見え見えだからね。あんたは敬遠してるのと同じよ。ダサすぎる!」ってことを
一言で伝えられる。
どうかな「無視されると不安なの…」って言うよりも
かなり男性的な理論で、わかりやすく、的確にツッコミを入れてる感覚があるんじゃないかなー。
男性としても、よくわかんない「不安」をスルーすることはできても
「敬遠と同じくらいダサくて卑劣ね!あんた男としてどうなの!」って訴えを意図的にスルーするのは、それ以上にダサいって自覚がちょっと出てくるよ。
女性側が言いたかった、以下のながいながい感情を一言で伝えられる手でもある。
黙られたとき、こう思ったこともあると思うの。↓
- 私の言い分や要望は、おそらく間違ってない
- だけど、彼氏にも違う考えがある
- それは分かるけど、カップルとしてのバランスや、正論を考えると引き下がりたくない
- そこで、彼氏のほうも口喧嘩になったら負けるとわかってる
- 彼氏としては、いまのままやっていくのが自分には都合がいいか、下手に状況を変えたくない
- だから黙り込んだり無視したりして、有利になろうと思ってるんでしょ!
- それ、私の意見が正しいってて認めてるのと同じだし
- その上で黙り込んで、なんとかウヤムヤにしようと思ってるのはバレてるよ!
- それがフェアな喧嘩のやりかたなの!
- 無視されると私がどうにもできなくて不安なのを何故わからないの!!
ホントは、これ全部言いたいよね。
でも、グダグダ言っても聞いてくれないし無視されるし、無理やり口を開かせても仕方ないってわかってるから
アイメッセージや、他の方法で伝えようとするんだと思う。
それに、あくまで彼が喧嘩のやりかたを「まずいかな」って自覚したうえで
歩み寄った結果がほしいわけだし。
そこを全部ひっくるめて、まあまあ利益の残るケンカに仕立て上げるのが
「敬遠だよ」戦略。
あと、もう1つアイメッセージ方式について話をさせて欲しいんですが
アイメッセージ方式・敬遠作戦・怒鳴りつけてでも辞めさせる場面
全部シチュエーションが違うんだよ。
アイメッセージで気持ちを伝えるのは、お互いの言い分がフェアだけど、相容れないとき
まず、アイメッセージを使う場面っていうのは
お互いの言い分は、それぞれ理由があってフェアな立場。
いい悪いの話ではないし、相手の気持ちもわかる。
「だけど、カップルとしては相容れない話し合いだね」ってときに使うのね。
たとえば、結婚するとかしないとか。
彼にとっては、金銭的な不安や両親の不破とか、どうにもできない理由があるとしよう。
でも、女性側も、年齢的な不安や子供の有無とか、無視できない理由がある。
お互いに気持ちはわかるし、どっちが正しいわけじゃないけど、カップルの総意としては相容れないね。どうしよう…ってシチュエーションだね。
ここで嫌味を言っても仕方ないし、怒鳴るなんてしたら別れに繋がるかもしれない。
だから、アイメッセージで自分の希望を伝えるくらいはしなきゃいけないねってこと。
なんだけど、上で挙げた「あなたがちょっとでも正しい」「あなたが不利益を被っている」のに
彼は黙り込み、無視する。
これはフェアな立ち位置っていうポイントが抜けてるので
「敬遠だよ」方式で、ちょっと戦わないとなんない。
たぶん、彼を好きであればあるほど、立場がフェアかどうかの視点が薄くなっていきがち。
なので「私は無視されても仕方ない意見の持ち主か」
「彼の私の利益のバランスはフェアか」
ここをしっかり問いかけて、ラインを超えたらアイメッセージ方式も超えなきゃね。
こんな風に、シチュエーションは全然違うからわかりやすいよ。
さらに言えば、絶対的に許せない場面。
彼が他人に向けてした行動でも構わないよ。
- 車の窓からゴミを捨てる
- 煽り運転をする
- 犯罪や暴力的な行為
人によって色々あると思うんだけど
そういうときは「私はそれをされたら悲しいな」なんて言ってる場合じゃない。
ちゃんと手綱を引いていいんだよ。
私だったら、普段はそんな言葉遣いしないけど
「次やったら2度と会わねえからな!てめえふざけんな!」以上のことは言う。
それに、こういう場面でアイメッセージを使ってると、どんどん舐められて手綱が切れるんだよね。
引こうと思ったときには、もう擦り切れてるの。
いざ話し合おうとしても、普段から
- 私はそっちが良かったなー
- 私は、それは良くないと思うなー
- 私は悲しかったよ
意見を主張しなきゃいけない場面で、この程度のアイメッセージしか使ってないと
「ふーん、俺はこっちでいいから」って流されることもあるよ。
つまり、言うことを聞かせる=彼をコントロールすることだから、彼の意思を…見守って…云々…
ってのは、アイメッセージレベルの喧嘩や話し合いに有効なアドバイスだと思っておくと
結婚しても長く付き合っても、ちゃんと大事にされるからね。
いつまでも尊重されて生きていこう。
しあわせな交際をしたいときに、1つだけでも持ってたら強くなれる作戦もあるんだよって話でした!
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