タイトスカートは、骨格ストレートに似合うボトムのBest3には入るアイテムですが
ハマれば誰よりもスタイルよく見える反面、丈や厚みを間違えると「なんで骨格ストレートなのに、タイトスカートだめなんだろう?」って感想になります。
私はレース素材のタイトスカートを推しているので、何着も集めたところ
- 一口にタイトスカートと言っても、ペンシルやコクーンに寄らないまっすぐなラインを作るのが大事
- 全体のバランスで見たら、薄手のタイトスカートでも大丈夫
こんな発見があったので、タイトスカート微妙だなーと思ってた骨ストさんがいたら
新しい選び方の基準になればいいなと思います。
着用しない状態で「やや開き気味」になるタイトスカートがおすすめ
まず、私が買ってよかったタイトスカートの写真!
これはフリーズマートのヘムレースタイトスカートです。
骨ストさんは縦のラインを強調したほうがスタイリッシュに見える=タイトスカートが似合うって言われてるんですが
そのIライン作りに、ヘム裾がひと役買ってくれます。
トップス・ボトム問わず、裾を工夫して選ぶと「似合わせ」がうまくなるよーって記事は別記事にまとめました↓
骨格ストレートが着痩せするには「Iラインと裾の形」がポイント
薄手ながらも骨スト向きだった、ブリスポイントのレースタイト。
2018年にブランド終了したんですが、まだ使ってます。完全にベーシックなレースタイトなので、どこでも同じのが買える感じ。
そして、おそろしく似合わなかったレースタイト。ノーブランド品です。
この3つを見比べながら
- タイトスカートの微妙なカタチの違いを攻略するコツ
- ハリのある素材が似合うっていうけど、タイトスカートは薄手のストレッチでもアリな理由
- ウエスト切り替えの太さは要チェック!
似合わせと着痩せに必要なポイントを見ていきまーす。
最初に、骨ストに1番似合うタイトスカートの形から。
タイトスカートと一口に言っても、腰から脚までのカーブが違えば似合う骨格も変わるんですよね。
たとえば、骨格ナチュラル向けの服がはやりの今だったら、タイトスカートって書かれててもあんまりピタッとしてなかったり。
どっちかっていうと、ペンシルスカート寄りなのかなー。
もしくは、カーブがキツすぎてコクーンスカートっぽくなってたりね。
骨ストにハリのある素材が似合うって言われるのは、体につかず離れずのラインが確保できるからなので
その視点からいくと、ペンシル型もコクーン型も微妙なところです。難しいなー。
骨格ストレートが洋服難民になりやすいのって、微妙な角度やカットの違いで「同じ〇〇トップスなのに、なんでコレは似合わないんだろう」みたいな疑問が増えていくからなんじゃないかな。
ノースリーブは骨ストに似合うって言われるけど、肩紐の絶妙な太さや生地の伸縮性によって、痩せて見えたりゴツく見えたりするし。
店舗を回って試着するのもいいけど、オンラインのほうが商品数は何倍もあるわけだから
ただでさえ少ないストレート向きの服。見分け方をマスターして、出会いを増やす方向でいきましょう!
そこで、タイトスカートをオンラインで買っても失敗しないコツ。
着用してない商品画像で「裾がやや開き気味のもの」を選ぶこと。
低身長の骨ストさんなら、まっすぐか、やや開きの角度がついたタイトスカートだと
うまく体のラインに沿ってくれます。
1位に挙げたカーキのスカートも、これくらいかな。
というのも、平置きの状態で裾がせまくなってるものって、着てみたらペンシル度が高い!
腰幅ととお尻のぶん、スカート上部は横に広がるし、相対して足元は狭くなるもんなので
平置きしたときに「やや開き」くらいで、やっとまっすぐなIラインに。
もちろん、ペンシルスカートが似合う人もいます。
ただ、どうしても上半身に重心があってがっしり見えがちなので
上下のバランスを整えて、視線を分散させたほうが痩せて見えることもありますよ。
重心があって大きいほうが長ーく見えるより、上下で均等に整えたほうが肩幅や二の腕の筋肉感は目立たなくなります。
なので、できるだけまっすぐ寄りなタイトスカートがオススメかなーと。
他タイプとミックスしてないザ・骨ストさんほど、強く効果を実感するかも。
次に、生地の硬さとハリ感について。
トップスにハリをもたせるなら、タイトスカートは薄手でも大丈夫
天然素材のコットン製なら、だいぶパリッとした伸縮性のないタイトスカートがあります。
なんだけども、トップスにハリ感・硬めの素材を選ぶなら、タイトスカートは薄手でも大丈夫!
というか、その方がいいかも!
ハリのある素材のメリットって、肉感を拾いすぎずにカラダのラインを出せることなので
骨ストの筋肉質なイメージは抑えつつ、体を立体的に見せてくれるんですね。
そこに、下半身のラインを拾わない、硬めで着痩せするタイトスカートをもってくると
全身のシルエットが逆三角形っぽくなります。
逆三角形って、男性的なイメージを持たせるカタチなので(トイレのマークとかわかりやすい)
あえて薄手のタイトスカートで、
ちょっとお尻を強調するくらいでちょうど良かったりしますよ。
2位に選んだブリスポイントのレースタイトは、めちゃくちゃ薄手です。
1番左の、ネイビーのやつ。
他2つの裏地がしっかり厚手、スウェット生地くらいあるのに対して
下着のキャミソール本体のようなペラペラ・テロテロ裏地。
体型補正や、お肉を拾わない効果がなさそうなのは画像でも分かるくらい。
それでも、レース自体の凹凸で細かい肉感を拾わないことと
伸縮性がないことでカバーできてます。
上半身パリッと、下半身も厚手のコクーン型スカート(似合わなかった黒いタイトのことです)じゃ、なかなか全身がムキッとモリッと、硬そうに見えますし…。
全体としての細見えという点では悪くないんじゃないかな。
なんだろう、女性らしさ?
肉感がわかりやすい肌質の、メリハリボディの女性が「男性的なシルエット」って、ちょっとチグハグじゃないですか?
それこそ強そうに見えて。
上半身に柔らかシャツを持ってきて、厚手のタイトスカートならバランスいいんですけどね。
なので、2つに1つです。
- 上半身の着痩せに特化!トップスにハリ×薄手タイト
- 全体のIライン・バランスに特化!トップス柔らかめ×厚手タイト
そういう意味では、ファッションの幅を広げるために
薄手も避けず、1枚あっても良さそう。
これとか、薄手ながらも体型補正のかかったシルエットで良かったですよ。
私はもともと、このスカートを作ってるミミグラントってブランドが骨スト向きで好きなんですよね。
流行り的になかなか見かけない、骨格ストレート大勝利なブランドを探し中の方はアタリかもです。
シングルボタンの秋コートとか、かなり着痩せしてスタイリッシュに見えました。2万5000円くらいしたけど…
厚手のタイトスカートなら、ウエストマークはできるだけ短く
さっきの2つに1つの話でいうと、上半身に柔らかいトップスを持ってきたほうが「かわいらしさ」「デート向き」な感じではあります。
骨スト向きなスタイリングの中では、イメージを骨格ウェーブに寄せられるので。
上半身をパリッとさせると、クラス感やキャリア思考に見えやすいのでね。
そこで、厚手のタイトスカートを使うなら、ウエストマークはできるだけ短いほうが良いです。
同じ画像をもう1度載せることになっちゃうんですが
厚手の生地なら、ウエストマークはゼロか、真ん中のカーキ色くらいが限度です。
右の黒いタイトくらい幅があると、硬めの生地も相まって腰にボリュームが出ます。
骨ストさんは腰回りがもたつくとスタイリッシュに見えなくなるので、できるだけムダな装飾はないほうがキレイ。
そういった話はこっちで熱弁してます。
骨格ストレートに1番似合うのはレースのタイトスカートだって断言させて!細く見せるワザもあり
ちょっと長くなってしまったので、今までの話をまとめます。
骨格ストレートさんのタイトスカート選び
・ペンシルにもコクーンにも寄らない、まっすぐなIラインを描けるものを選ぶ
・上半身にハリのある硬め素材を選ぶなら、薄手のタイトスカートでバランスを取る
そのときは、レース素材だと細かい凹凸をカバーできて着痩せ!
・上半身に柔らかめの素材を選ぶなら、厚手のタイトスカートでバランスを取る。
そのときは、ウエストマークの細いものを!
このような話を、細かく説明した回になりましたが…
骨格ストレートは、どうしてもダボダボ・ピタピタのどちらも体が大きく見える、服選びが難しいタイプです。
でも、ハマれば他の骨格や流行りに左右されない、特別なスタイリングになると思ってます。
なので、ちょっとめんどくさいんですけど、今までの細かい細かい説明を使って
自分に合うタイトスカート選びをしてもらえたらなーと思います!
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