わがままを言える女性がモテる!というのは
- 単純に距離が近くてかわいい
- 他人から友人までの一線を越えやすい
こういう、コミュニケーションとしてのメリットがよく挙げられます。
エマさんがDRESSで書いている記事に、そんな効果が詳しく書いてあるんですが↓
それだけじゃなくて、外見・性格に関係なく「女として扱わせる」効果のメリットも大きいんじゃないかなー。
というのも「わがまま=甘える・頼る」といった、女らしさをイメージする単語なだけに
わがままを言ってかわいく見られる!つまり、直接的に女として扱われるよ!って話が多いんですね。
でも、本当はもっと、誰でもできるゆるーく大事にされつづける息の長い関係を作る方法でもあるので
根本的に甘えるのが苦手な女性がチャレンジしやすいように、わがままのメリットを見直していけたらなと思います。
わがままは女の武器なのか?隠れたメリット
そもそも、わがまま自体を言うか言わないかで賛否ある話題なので
(めんどくさい・疲れる・対等な関係…など)
まず、私が歯の矯正代を貯めるためにクラブで働いていたときの、対照的だったお姉さん2人のエピソードをさせてください。
わがままのメリット・デメリットをそれぞれ権化にしたような人たちでした。
・No1の姉さん…プロとして夜の商売をやってるような人
・No3の姉さん…女の延長で水商売を始めた(ように見える)人
これ、側から見たら「やっぱりプロとしてやってるからNo1になれるんだよねー」と言われるような構図。
その当時は特に、仕事の話もできる頭のいい嬢こそ最高峰!みたいな風潮が強くて…。
だけどその実、No3姉さんのほうが伸び伸び接客していたし、誰よりもストレスを感じなくて済む仕事のやりかたを確立していました。
No1姉さんのようにプロとして仕事するというのは、強めに絡んでくるお客さんにもプロとして対応するってことなので
ちゃんと接客する反面、ちゃんとストレス受けちゃうんですね。
私は芋くさい嬢だったために(そもそも外見を整えるためのお金を貯めにきていたわけですし)
イヤな絡みかたをするお客さんに目をつけられることが多くて
ある日、No3姉さんに「面倒なお客さんに当たるのキツいです」って愚痴りました。
そうしたら「プロとしてなんとか対応しよう!と思ってやってたら、そんなもん当たり前」とのこと。
ザ・女としてクラブ嬢をしてる姉さん曰く
- 女としてやってるから、こっちの理不尽を通せる
- 女としてやってるから、イヤなことはイヤと言ってもいい
- だから、面倒な客が面倒なこと言えないんだ
つまり、プロとして仕事をする(嫌な絡みかたを受け入れる)ということは
言語外に「仕事だからやってます」ってメッセージを伝えてしまうんですね。
仕事感を出さないのがクラブの鉄則だし、そのためにニコニコ笑顔で接客してるのに
それが仕事感に繋がるんだって。
となると「仕事なんだから、これくらいいいでしょ?」ってスタンスの客も寄ってきてしまう。
じゃあ、女の延長のような接客スタイルに変えるとどうなるかと言うと…
言語外のメッセージが変わります。
「客もなにもあらへん!!まず、私とアンタは女と男!!」というような。
世間では女じゃなく、人として扱ってほしい!みたいな話もあるなかで
あえて女と人間を合体させてしまうわけです。
人として(女として)の私と席につくなら
- あなたも男として、たまにはわがままの1つくらい聞いてくれるよね!
- 女を女として扱いたいなら、そっちも(良識ある)男でいてくれないと困る
- そもそも女は、それなりに丁寧に扱わないといけないもんなんだ
接客をしていても、こんな押し出しができるようになります。
面倒な注文をつけてくるお客さんは大概「大きい声で嫌だって主張できない、そういう仕事だ」と思って絡んできているので
「イヤなもんはイヤ!無理なもんは無理!でも、優しくしてくれれば悪い気はしない」
こんな根底のひっくり返し方をしてしまうと、ある種の上下関係が崩れるんですね。
長くなってしまったのですが、これのスタンスを、普通の恋愛に持ち込もう!というのが
冒頭で書きました「外見・性格に関係なく、大事な女として扱われる効果」を出すポイントなんです。
大事にされるのが当たり前なのは、わがままが女としてのメッセージだから
どういうことかって言うと、対等な付き合いの中にも、時々わがままを取り入れることで
「付き合いが長くなっても私は女」ってメッセージを投げかけられるんです。
そして、女性としてわがままを言う=彼も男性としてわがままを聞く場面を作れますし
自然と男気みたいなものを引き出せます。
女性がわがままを控えてしまってる時って
- 彼も忙しそうだから…
- 引かれたら、面倒だと思われたら…
- 甘えるのが苦手で…
総括すると「大人として」「1人の自立した女性として」やめとこ!って線引きをしてるんだと思うんですね。
普段はそれも素敵なんですけど
そればかりになるとどうしても、彼の「だったら、ここまで許してくれるよね?」を引き出します。
- 「忙しいから仕方ないんだよ」
- 「俺たちは対等なのに、なんで奢らなきゃいけないの?」
- 「疲れてて無理」
ちゃんと自分を律して接客することで「じゃあ嫌って言わないよね?」ってスタンスをお客さんに持たせてしまうように
彼にも「だったらここまで許してくれるよね?」って価値観を与えてしまう。
だから、わがままの最大のメリットとして
ときどきは「女を女として丁寧に扱わんかい!!」って場面を作って欲しいんです。
それによって、彼も自分を「女の横にいる男」として自覚する瞬間が作れますし
優しさや男気をくれて、女性もそれに感謝して、頻度が上がって…って盛り上がりのループができますからね!
たぶん、彼のイヤな面(甘え)が出るときって、男じゃなくて人間としてそこにいるんです。
女性側も、人間としてそれを受け入れてるんですね。
だから、たまーに「女(人間)と男(人間)」の付き合いに時間を戻すことで
ずっと大事にされる関係が崩れなくなります。
ナチュラル・サバサバしていてモテる女性は
こんなモチベーションで、普段からわがままを使っているんじゃないかなー。
甘え・可愛さによるわがまま
- 頼る・距離を縮める意味でわがままを使う
- 女として意識してくれる
- 女扱いされる
気やすさ・自然体によるわがまま
- 距離を縮めつつ、言語外に女扱いさせるためにわがままを言う
- 女扱いされる
- 女として意識してくれる
どうでしょうか!
誰でも使える、メリットが大きいわがままって
「お願い♡」ってしなくても女としてのポジションでいられる
順序が違うわがままなんです。
自分が自然体でもサバサバしててもキャラや見た目がどうであれ
会話にわがままを混ぜ込むことで、ちょっと女扱いされる。これが根本なんじゃないかと思っています。
この「女扱い」って、エスコートや可愛がられるって意味じゃなく
- 女性として認識してたら言わないような、下ネタやゲスな話をしてこない
- 女性として認識してたらしないような、雑でテキトウな対応をしてこない
- 手伝えることがあれば気軽に手伝ってくれたり、助けてくれる
こんな、人としてのリスペクトにも似た女扱いっていうのかな。
そこから距離を縮められれば、ベースが「大事にする」なので
時間が経っても劣化しにくいんですね。
ものすごーくライトな騎士道精神から関係を始められると言いますか。
もちろん、それに伴って、女性らしい振る舞いが苦手な人でも
先に女性として扱われることで女っぽい面を出しやすくなるってメリットもあります。
ゆるーく大事にされつづける関係を築きつつ、上手な恋愛のスタートが切れる。
わがままを駆使して人間(女)をうまく使いこなすことで、恋愛の始まりも、長く付き合ったあとも
いいことがいっぱいあるわけです!
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